Address110 ブレーキ向上計画
 (2014年12月6日)

ブレーキパッド(デイトナの赤パッド 2013年8月10日に交換)が使用限界になっているのと、
ディスクローターも摩耗が激しいので(ブレーキパッドの当たる部分が段付き摩耗してしまって、
キャリパーをこじらないと外せません)、この機会にブレーキをチューンナップしようと思いました。

キャリパサポートとキャリパーを手に入れました。
このキャリパーは2ポット対向ピストンです(純正は1ポット片押しピストン)。
本来、ヤマハのジョグZRに純正部品として使用されていたもので、
ヤマハが「ブレンボ」の商標を使っていました。
ヤマハ製のブレンボなので通称、「ヤマンボ」と言います。
ヤマハから純正部品として買うと2万円以上しますが今回手に入れたのは
デイトナから出ているもので半額で買えました。


ずっと前のタイヤ交換している時の写真です(写真を撮り忘れた)。
純正ローターの大きさはこんな感じです。


これが新しいローターです。
リムと比べてみると判りますが、かなり大径になりました。
ホンダのNSR50用のローターです。
純正がφ190に対してNSR50のものはφ220です。
ネジピッチがほとんど同じなので流用できるのです。


仮に取り付けて、少し走ってみました。
少し擦るような音がするのでキャリパーを外してみました。


ローターが少し当たっています。
キャリパサポートのネジ部分にワッシャを1枚入れてキャリパ本体を
外側に1.2mm張り出すようにして、ちょうど良くなりました。、


 ↑
完成です。

これがノーマル。
 ↓


実は、自分では純正のローターをホイールから外せませんでした。
CRC5-56をローターとホイールのスキマに注入、ホイールをヘアドライヤで暖め、
インパクレンチで回してみたのですがビクともしません。
2004年の秋に購入して10年以上経って、完全に固着しているようでした。
六角穴が少し変形してきて、このまま作業を続けるとナメてしまいそうで
ギブアップ。バイク屋さん(SBSウィリー宇治)に持って行きました。

つぶれかけた六角穴をハンマーでコンコンと叩いて修正しながら、
ホイールの雌ねじ側をヒートガンで暖め、ネジの方を冷却して外して
もらいました。
流石はプロ。非常に丁寧な仕事で完璧でした。

しかもお代は格安でした。3個のネジを30分ぐらいかけて
外してもらったのですが、「\500でいいや」 と。それでは
あまりにも申し訳ないので\1000置いておきました。それでも
格安です。\2000でもまだ安いです。

アドレス110はこのお店で買ったわけではないのに、たいへんお世話になりました。

少し懸案だったブレーキラインのエア抜きはすんなりとできました(10分ほどでできました)。

しばらく乗ってみて、、、
 ・ブレーキのタッチは良好です。
  (キャリパが新品なので当たり前なのかもしれません)。

 ・ブレーキの効きは、今まで急減速したい時に4本指で握っていたところが
  2本指でOKのような気がします。ただ、これもキャリパが新品だからかもしれません。

めでたし、めでたし。