DR-Z400Sのチェーン・スプロケット交換  (2024年2月10日・12日)

DR-Z400Sは走行1万4千kmの中古を購入、現在約3万4千kmです。
もしかしたら1万4千km になるまでに前のオーナーがチェーンを換えたかも
しれません(可能性は低い)が、 少なくとも私が買ってから2万km走っています。
DR650と同様、ガラガラ音がしますので交換することにします。


【2月10日の作業】
いざ、交換!
家の中にあるものを外に出します。


古いチェーンのかしめ部分。


グラインダーでギュイ〜ンと削ります。


かし丸君でピンを抜きます。


前側のスプロケ。
あまり減っていませんが、新品に交換します。
新しいスプロケはカウンターシャフトのスプラインとの噛み合いがきつくて、
ちょっとはめにくかったです。
古い方は純正みたい、新しい方はJT sprockets社のJTF-432
適合表を再度確認しましたが、間違っていません。
目視でも新しい方のスプロケ側の溝が若干狭いような。

シャフトのスプライン部分をキレイに洗浄し、シャフトとスプロケ側両方に
グリスを塗ってみましたが、やはり手で押したのではあまり差し込めず、
プラハンマーでスプロケを軽く叩いて奥まではめ込みました。
むちゃくちゃ固いわけではなかったのですが、品番を間違えたのか、と
アセりました。


後ろ側のスプロケ。
こちらもあまりチビていませんが交換してしまいます。
インパクトレンチで簡単にナットを緩められました。


後ろ側のスプロケはDR-Zを買ってすぐ、私が付けたものです。
同じ銘柄・歯数(JTR822-41)にしました。
これはDR-Z400Sの後期型のスプロケホルダーにダンパーが
付いているもので、DR650SEを520サイズに換えた場合と全く同じものです。


ここのナットの締め付けトルクは27N・mです。


スプロケットホルダーの径が小さくナットにトルクをかけると
ホルダーが回ってしまうので、このようにホルダーに長いタイヤレバーを
かませて足で固定してホルダーが回らないように保持して
締め付けました。


規定トルクをかけたところにはピンクのマジックインクで印を付けておきました。
だいたい28N・mかけています。

新しいチェーンを付ける前に雨がパラついてきましたので
また後日、続きをやります。

翌日は雨はやんで青空整備工場も乾いていましたが、
曇っていて寒いので、サボって家でゴロゴロしてました。

【2月12日の作業】  今日は天気が良いです。 続きをやります。
チェーンはDR650SEと同じ銘柄です。
2022年5月に買ったもの。たぶん安売りしてたのでしょう。


かしめ完了。


これが全容。
前スプロケのカバー、後ろスプロケの左下に付いてるチェーンガイドも
外してキレイにしておきました。

これでDR姉弟のチェーン交換が完了。

DR-Z400S(今回チェーン交換した方)は4月に車検なので
整備はまだ続きます。
写真の上端の白いプラスチック部分が割れていますね。
これは冷却水のリザーバタンクと称するものです。
リザーバと 言うよりは単なるキャッチタンクなんですがね。
たぶんこんなに割れていると検査官からクレームが付くでしょう。
タイヤも溝が浅くなっているので交換するかな〜