DR650SE ツーリング後の整備  (2021年10月30日)

先週のツーリング中の2日め、早明浦ダムの辺りで
バイクのどこかからカランカランと音がしたような気がしたのです。
すぐにバイクを止め、メガネレンチであちこちをコンコン叩いて
緩んでいるところを探したのですが、わからず。
そのまま林道→高速道路を走り、2泊め。翌日も高速道を走り
淡路島の諭鶴羽神社を後にした辺りでまた音が。
今度は発見。スピードメーターケーブルのガイドが外れ
ガイドがブラブラ状態になって、スポークに当たる音だったのです。
ガイドをケーブルから外し、ケーブルが若干ユラユラするのですが
そのまままた高速道路を走り、帰宅しました。

新品のスピードメーターケーブルが届いたので取り付けます。


ここのネジが脱落してました。

手で持ってるガイドは下の車軸の方に脱落していました。
ガイドがスポークに絡んでしまったら、最悪、走行中にフロントホイールがロック → 転倒と
なっていたかも、、、


ケーブルが揺れたのでしょう、根本の部分が折れていました。


タイヤの山がありません。来年のツーリングまでに新品に交換します。


ホイールを外そうとしたら、、、
君、このままもしバイクを走らせてたらバラバラになるところだったよ。
そろ〜りと救出して草むらに放り込んでやりました。
でもカマキリって成虫は越冬できないんですよね、、、


スピードメーターケーブルを交換するのは初めてかにゃ?
ならば15年ぶりにこのネジを外すということです。
ショックドライバーで5回ほど叩いたら緩みました。
この工具、XL250Rを所有してた頃に買ったものなので30年モノです。


折れ曲がった状態でもスピードメーターは機能していました。
新しいケーブルにはワイヤーインジェクターを使ってワイヤーグリスを注入しておきました。
また上記の接続部分のOリングにはシリコングリスを塗布しておきました。


修理完了。
ねじ1本で止まっていますので、緩みやすいです。
ねじロックを塗布しておきました。
DR-Z400Sも全く同じ構造ですので、こちらもねじロックを塗布して締め直しておきました。

実は根本部分よりも、スピードメーター側の取り付けがたいへんでした。
クラッチケーブル、クラッチレバーのアルミガードを外したり、けっこう大事でした。