XR650Lのスロットルワイヤーが切れちゃった(2004/1/27)

通勤途中に大きなT字路を右折する地点があります。
ここは2車線の広い道路で、青になると同時に右折しないと、
なかなか右折できません。
いつも、青になると同時にパカっとフルスロットルです。

ところーが、スタートして直後、プッチンと失速。
引き側のワイヤーが切れたのでした。

惰性で右折はできましたが、すぐに道路脇でチェック。
キャブ側の根元でタイコが引きちぎれていました。

アイドリング回転を上げて走ろうと思ったのですが
ちょっと素手ではねじが回らず。

仕方ないのでキャブのタイコを付ける半月状のプレート
を手でひねって会社までたどり着きました。

上半身を右に傾けて、右手を股の下のキャブまで伸ばして。
左手はハンドル。かなり苦しい姿勢です。
特に停止状態から発進する時は、厳しかったです。
指先で押すようにしてエンジン回転をコントロールするので
(当然、そんなことには慣れていないので)加速がギクシャクします。

切れたのは、家と会社の真中ぐらいの地点でした。
帰りのことを考えるとちょっと憂鬱。

そこで悪アガキで昼休みに、
電線を繋ぐ圧着金具で繋いでみることにしました。

これはワイヤーを圧着した状態。
長さが伸びたのでタイコを中途半端に付けてあります
(しっかりはめると全開にできないので)。

それにしても汚いキャブだにゃぁ。


圧着した様子。
これで会社から帰って来られた(約12kmの道のり)。
プッツンしないようにそぉーっとスロットル操作。


  
まさに「風前の灯火」状態 

もちろんワイヤーは部品を注文して新品に交換しました。(2004/1/31)
引き側だけでなく、戻し側のワイヤーも交換しておきました。
\3160也。

ワイヤーを新品にしたせいで、スロットル操作も軽くなり、ゴキゲンとなりました。

クラッチワイヤーは何度か切れたことがありますが、
アクセルワイヤーが切れたのはバイク歴25年で初めてです。