DR-Z400S  (2020年4月23日)

車検を受けて来ました。
良い天気ですが、寒かったです。3月下旬並みの気温だそうです。
朝8時半少し前に車検場に着いて、一番乗りです。

写真を撮っていると止められました。
いつもこのアングルで撮っていて指摘されなかったのですが。
まだ検査が始まっていないので目立ったようです。

ウィンカー、ヘッドライトのHigh/Low切り替え、ホーン、ストップランプ、
ハンドルロック、前後ブレーキの効き、スピードメーターのチェックと、
サクサクと工程は進み、いよいよ光軸検査。

あちゃ~、「光量不足」です。
向きはOKとのこと。

ガス検はOK。

結局、光量不足で不合格です。
15,000cd以上必要なところ、13,600cd しかないと。

家に帰って、H4バルブの端子のところで電圧を測定、11Vぐらいしかない!
バッテリーの端子のところは13.5Vあります。
2.5Vも電圧降下しています。

FETリレーのギボシ端子、H4バルブ端子のところを外してみると
別にサビてがおらず、きれい。
一応シリコンスプレー吹いてこすっておきました。

バッテリー端子。う~ん、きれいではない。
真鍮ブラシでゴシゴシしてピカピカにしました。

FETリレーに向かう線のバッテリーの根元側には15Aのヒューズが
入れてあります。


こいつです。
切れてはいないけど、ガラス管内にゴミ(溶けた金属?)がいっぱい。
焦げてるし。
ホームセンターで新品のヒューズを買って来て、付け替えました。
ヒューズホルダーのプラスチック部分も黒ずんでいましたが、端子部分は
きれいでしたので、そのままにしておきました(時間もないし)。

点灯してみると、H4バルブのとこで12.9Vぐらいになりました。
バッテリー端子で13.5Vなので、0.6Vの電圧降下です。
まあ、こんなもんでしょう。

ランプなので純抵抗ではありませんが、仮に純抵抗と仮定すると
11.0V → 12.9V なので、1.17倍です。
電力はこの2乗ですから1.37倍ぐらいになります。
昼間なのでよくわかりませんが、かなりの光量アップになるでしょう
(実際は、電圧が高くなるとフィラメントの温度が高くなり、フィラメントの抵抗値は
上昇するので、電流は、電圧の上昇分と同じだけ増えることはないでしょうから
電力は1.37倍にならないと思います)。

2014年の5月頃から6年弱も使っているヒューズですから
(→「DR-Z400Sのヘッドライトが暗いぜ!」
劣化するのは当たり前ですね。
バイクのヘッドライトは常時点灯なので、いつもこのヒューズには
5Aの電流が流れているわけで。

時間がある時に、ヒューズ・配線はもう一度見直すことにします。
ガラス管ヒューズではなくて、ブレード型ヒューズにしようか。


修理を終えると午前11時前、早く車検場に行かないと検査員の昼休みになってしまいます。
15分ぐらいバイクを走らせて、再検に臨み、はい、合格。


不合格になった痕跡。
朝8時過ぎに家を出て、自宅~車検場を2往復して、11時半に自宅に着きました。
3時間以上バタバタしてました。疲れた~


令和4年の4月まで有効のステッカーをもらいました。

ヘッドライトは冬頃、DR650(H4 55/60W 全く同じバルブ)と比べて、暗いな~、と
思っていました。でも会社からの帰り道が暗いのは1月ぐらいまでで、
この頃の帰り道は明るいので、あまり深く考えませんでした。

バッテリーは3年弱前に交換して、セルモータはいつも元気に回るので、
安心してました。

H4バルブの端子のところで電圧を測定しておくべきでした。
これで13回めのユーザー車検でしたが、初めて、一発合格を逃しました。
油断したら、アカンね。

車検場はガラガラでした(新型コロナウィルスのせいか?)。
再検もノーウェイトでした。
「再検です」と言ったら「朝イチの人ですね」と言われてしまいました。
検査員が3人集まって来て、ライト周りを見ながら、「なんでかね〜」 と
話しておられました。

いや、まあ、私の整備不足でした。
ヒューズが黒ずんでいたので交換したこと、端子を磨いたことなどを話すと
「原因があったのなら、大丈夫でしょう」と。
みなさん、親身になって心配してくれました。ありがたや~ありがたや~。
結果、あっさりとOKとなりました。

【かかった費用】
 自賠責  \9,680
 重量税  \4,600
 検査手数料   \1,700
 合 計  \15,980 

私のDR-Zは2002年12月初年度登録ですので、次回(2年後)は
18年経過車になりますので、重量税が\5,000に値上げされます。
なんで旧車の重量税が高くなるのかイミわからん。
古くなると重くなるのか???