XLR125Rのヘッドライトの明るさ改善 XLRにはPH8という35/36.5Wのヘッドライト球が付いているのですが DR650SEやVX800のH4バルブ(55/60W)に比べて暗いのです。 |
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NSR250のライトボックスをヤフオクで\2,000で落札しました。 XLRのより、ほんの少し大きいですがバルブはH4なので、 これを何とか取り付けることにしました。 |
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こんな風に、ライトカウルに上部を2点、ネジ止めにしました。 H4バルブのコネクタは配線ドットコムで買いました。 ギボシ端子はホンダ特有の小型のものが付いていましたが、 一般的な大きさのものに付け替えました。 |
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上の写真を拡大したものですが、赤丸部分が元の配線です。 0.75sqでしょうか。細い配線です。 そこに繋がるH4バルブへの配線(赤色と黒色)は私がやったもので 1.25sqのリード線です。 |
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カメラの露出をマニュアルモードにして、同じ露光になるようにしました。 一目瞭然で、明るくなりました。 (2007/10/28) この状態で1年近く乗ってましたが、やはりDR650SEやVX800と比べて まだ暗いんです。同じH4バルブなのになぜ? そこで電圧を測ってみることにしました。(2008/7/6) |
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テスターはSANWAのPC-500。 |
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BAT端子とはバッテリー端子のこと。 LIGHT端子はH4バルブの端子のこと。 ライトを点けた場合、3V近く電圧降下をしています。 これでは暗いのも当たり前です。 アイドリングでライトを点けた場合でバッテリー端子の電圧は12.99Vと メインSWがOFFの時の12.50Vよりは高く、一応充電状態になっています。 発電量はとりあえず問題なさそうです。 電圧降下は、バッテリーとライトまでの配線(メインSW・ライトSW・Low/High切換SW)で 生じています。そこで、ここをリレーにして、電圧降下を減らそうと思いました。 市販品も売っていますが、パワーMOS FETを使って自作することにします。 |
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回路は簡単ですが、バイクに載せる基板ですからプリント基板にすることにします。 いつものように"Press-n-peel" というアイロンプリントで作ります。 |
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エッチング完了。 |
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切り離します。 |
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穴を開けて、フラックスを塗りました。 大きさは 横=31mm、縦=33mm です。 |
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Power MOS FET と抵抗を実装。 リード線は基板の穴に2度通して、リード線が引っ張られても、 半田付け部分に力が加わらないようにしました。 |
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黒いカタマリはのはH4バルブのコネクタです。 これで完成。 |
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テストしようと思いましたが、めんどうなのでいきなりXLRに載せることにします。 ヘッドライトに電流が流れる配線には全て2sqの線を使いました。 ヒューズはバッテリー端子の近くに付けました。 無事、点灯。 |
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基板は、アクリル板を張って、短絡事故のないようにしておきます。
ライトがONの時の電圧降下は、対策前は3V近くも ありましたが、FETリレーにすると0.2V以下になりました。 アイドリング、ライトONでも12.97Vですから充電状態です。 大満足で〜す。(2008/7/13) |
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概略回路図です。N-ch MOS FETを使いました。 最初はP-ch MOS FETを使おうと思ったのですが この方が簡単にできます。ただ、Low/Highのランプの コモンがプラスになります(通常と極性が逆)。 H4バルブのコネクタはボディアースから浮いています から問題ないでしょう。 もし自作される方は、ヒューズはバッテリーの根元に 入れて下さい。バッテリーのエネルギーは凄まじいもの ですから、ショート事故には充分気を付けて下さい。 ハーネスが一瞬に赤熱して燃え上がります。 FETリレーに換えて、通勤に使用してみました。 片道13km、時間にして20分弱なんですが家に帰って来たら、 ヘッドライトが点いていません。FETが焼損? と思い調べてみたのですが 問題ありません。10Aのヒューズが飛んだわけでもなく。 元のソケットに戻してみたのですがやはり点きません。 ヘッドライトバルブが切れていました。去年の秋から半年使っていたバルブなので 早速交換したところ、復活。 また通勤に使いました。また同じ現象が発生。点きません。 |
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これが切れたバルブ。 左の端子の辺りが焼け焦げています。 これはHi/LowのCOMMON端子です。 HiでもLowでもこの端子には電流が流れますから 温度が一番上昇し易いんですね。 念のため、ライトOFFでエンジンを思いっきり 吹かして、バッテリー端子の電圧を調べてみましたが maxで14.4Vでした。アナログテスターとデジタルテスター 両方で測ってみましたが、アナログテスターの針は ブレるわけでもなく安定して止まっています。 レギュレータの不調ではなさそうです。(正常) 実は、このバルブ、数年前に2個セットで千円で売っていたヤスモンなんです。 そこで今度は2個セットで5200円するバルブを買って来て、付けてみました。 通勤を1回してみましたが、いまのところ、切れていません。(2008/8/1) その後、まだ切れていません(2009/5/1追記) ところで、このバルブの冷間時の直流抵抗を測ってみました。0.34Ωでした。 ふ〜む、ということは14Vをかけると、41Aもの突入電流が流れるんですね。 (定格は60W=12V・5Aです) せっかくの電子リレーなので対策してみたくなりました。(続く、、、) |
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