DR650で野宿ツーリング (2006年8月13日・14日)

テントを持って1泊野宿ツーリングして来ました。



GPSによる移動軌跡再現 (途切れている所はトンネルなどで受信不能になっている所です)
 1.START
 2.転倒!
 3.鈴鹿スカイライン
 4.石榑峠 (R421)
5.関ヶ原 (R365)
6.野営地 (R303)
7.国見峠
8.名神高速・京滋バイパス

全走行 GPSによる移動距離 466km、 バイクのトリップメータで480km
GPSは時々測定不能期間がありますからバイクのトリップメータの方が正しいのかも。
1日めが320km、2日めが150kmぐらい。

燃費計算表
走行距離(km) 給油量(リットル) 燃費(km/リットル)
   187     7.9      23.7
    94     3.7      25.4
   208     7.7      27.0
(ツーリング前後の多少の走行が含まれています)


いざ、しゅっぱ〜つ。
朝5時前に起きて準備してたら6時半になってしまいました。
嫁が「今生の別れかもね」と言って写真を撮ってくれました。


滋賀県甲賀市の大原貯水池。
林道はどこかにゃぁ? と思ったら、、、


ああ、転倒。
ガレガレの登り坂で、バイクが前に進まなくなって立ちゴケ。
バイクが起こせない!
後ろに積んでいるボックスの中身を全部、出しました。


ふ〜〜〜。 ようやく起こせました。

コケた位置よりだいぶ横にズレました。
(荷物があると重心が高く、30度ぐらいまで起こすと、
リアタイヤが横に逃げていって起こせないのです)。

写真に向かって右側に降ろした荷物が転がっています。


もう少しで登り終了でしたが、その先がどんな状態か歩いて偵察。
坂の上から先を見下ろすと、、、あかん、道が無くなりかけています。
(写真中央の排水溝のフタが流されて落下しかけています。おそらく7月の長雨の後遺症でしょう)
これ以上は無理と引き返すことにしました。


しかし、バイクを起こした所では狭い斜面でUターンできませんので、
坂の頂上までバイクを何とか上げました。
写真を撮るとは余裕だな... (もう少しで余裕が無くなりますが)

ここでUターン。
荷物の所まで下って、荷物を再びボックスに積み、スタート。ところが、、、

また転倒。(今度は反対側に)

荷物を積んだままでは下れないと判断し、また荷物を降ろし、バイクだけで
下ることに。200mほど下って、安全な所にバイクを停め、徒歩で坂を登り、
荷物を取りに行く。

1回では荷物を持ちきれないので、片道200mの坂道を2往復。
炎天下、目眩がしました。
オマケに転倒した辺りは熊バチがぶんぶん飛び回っているので
刺されては大事(まさに『泣き面に蜂』)ですのでヘルメット・手袋をしたまま。
シールドを上げておいて、もし蜂がヘルメットの中に入ってきたらマンガですので
シールドも閉じたまま。息苦しい。

30分以上悪戦苦闘し、10:30に脱出。2日分の体力を一気に消耗しましたので
この後はのんびり走ることにしました。
鈴鹿スカイライン・石榑峠・関ヶ原(滋賀県と三重・岐阜県の県境)を行き来しました。
関ヶ原から大垣市に入り、R417→R303で北上しました。


ここに泊まりました。国道303号線に面した所。(上の軌跡図の一番北の地点)
この建物は何か最後までわかりませんでした。

最初は駐車場にテントを張っていたのですが、夜中に雷がゴロゴロ。
危ないと思い、建物の裏側の屋根の下に避難。
でも結局、雨は降りませんでした。

山奥だ〜
モヤっていますね。
写真向かって左側は川が流れています。

朝メシに、メロンパンと缶コーヒー。
デイパックの中でメロンパンはぺっちゃんこになっていました。
写真の後方が駐車場。その左側がR303。


岐阜県と滋賀県の境の国見峠。GPSによると標高820m地点。
ガスが出ています。
寒いのでウィンドブレーカ着用。


国見峠。滋賀県側に下っている途中。


舗装がされていて物足りないです。


ここも国見峠。 ほんのちょっとだけオフロードがありました。

その後、R21→R8→栗東から名神高速・京滋バイパスで帰って来ました。


【感想】
・キャリアに付けたプラスティックボックスはとても便利。
 しかし、重心が高くなりオフロードを走るには不適かな。

・タイヤはブリジストンのTW-41/42ですが、オフロードでは力不足。
 フカフカした土ではほとんどグリップしません。
 次回はミシュランのT63を考えています。 オンとオフの兼ね合いが
 難しいですね。

・ツーリング中にコケたのは初めて。ケガがなかったのが幸い。
 (レバー類も無事。でも
ハンドルバーライザのネジが曲がった

・ブーツが新品なのでギアチェンジがやりにくかったです。
 チェンジペダルの位置を上に上げようとしたのですが、今度はペダルが
 クランクケースに当たって、シフトアップできなくなります。
 我慢してチェンジしてましたら、むこうずねの横の筋肉が何度もツッてしまいました。
 ブーツを使い込んで柔らかくしないとダメですね。

・夏は暑くて、わたしゃ、あきまへん。また秋になったら出かけるぜい。

【整備編】
「ハンドルバーライザのネジが曲がった」と思ったのですが、このネジは無事
でした。下図の
12、13(赤丸)がラバーになっているのですが、これが歪んでいただけ。
15(青丸)のナットを緩めて締め直すと直りました。