DR650SEの整備 (2010年10月)

ツーリングに向けて細かな整備をしておきます。
 
まずは点火プラグの交換。
メーカー指定はCR10Eですが、前回と同様CR10EKにしました。
焼け具合はまあまあです。 


 
エアクリーナの洗浄。
それほど汚れていませんが、まあ、外したついでに洗浄することにしました。台所用中性洗剤で。
これは洗浄前。 


洗浄後。

半日、陰干ししました。
あまり綺麗になりませんねぇ。
ちょっとボロけてきているので、
次回は新品に交換しましょう。 


ビニール袋に入れてエンジンオイルを含ませ、揉みこみました。


DR650SEを買って4年2ヶ月。
ちょっとエンジンをかける時に、セルモータが苦しそうに回ります。
キックペダルは無いのでセルモータが回らなくなったら酷い目に遭います。
一度、ほぼ完全に上げてしまったことがあり、(駐車灯を点けっぱなしで放置した)、
その時、相当バッテリーを劣化させてしまったはずです。

650cc単気筒エンジンバイクの押しがけは困難なので今のうちに、新品交換することにしました。 
オリジナルのバッテリーはGSユアサのYTX9-BS(容量8Ah)というものです。

もう少し大きい容量にしようとカタログを眺めていると、YTZ12Sを見つけました。
容量は11Ahと4割弱大きくなります。

YTZ12Sだと、今までより長さは1mm、幅は同じ、高さが6mm大きくなります。
6mm高くなるは厳しいかな〜、と思ったのですが、YTZ12Sの互換品である、
古河電池のFTZ12Sは高さがやや低く、オリジナルより4mm大きいだけ。
値段も数百円安いので、こちらにしました。

上から見るとあまり変わりませんが、、、


確かに背が少し(4mm)高くなります。
取り付け金具のスポンジを剥がし、代わりに薄手のビニールをはさんでうまく収まりました。


古い方のバッテリーの電圧。
前日の夕方5時半に乗って帰ってきて、翌朝6時に測定。


新しい方のバッテリーの電圧。
前日の夜11時まで4時間補充電し、翌朝6時に測定。
古い方より0.6Vも高いです。

交換後はめちゃくちゃ勢いよくセルモータが回ります(2010年10月6日)。
エンジンが一瞬でかかります。
満足、満足。
容量が大きくなったので充電が充分にできるかどうかは
数ヶ月使ってみないとわかりませんが、セルモータ付きの常時点灯バイクは
アイドリングでも充電状態になっているので、たぶん大丈夫でしょう。

→真冬ですが、5年以上経った今でもセルモータで普通に始動できています2016年2月17日追記)


整備完了時のオドメータ(忘備用)


約5年経って、同じように夕方5時半に帰宅して翌朝6時に電圧を測ってみました。
全く問題ありません。
オドメータは3万km弱ですので、1万2千kmほど走行しました。
2015年9月30日 追記