DR650SEにデジタルマルチメータを付ける (2009年7月〜)

そもそもタコメータを作っていたのですが、だんだんいろんな情報を表示しようと
思い始めました。欲張っていろいろやっていて完成するか怪しいですが、まあ
やってみようと思います。

秋月電子でSH7125のモジュールを買い、これまた秋月で買った128×64の
グラフィックLCDを接続しました。


画面左上に三角マークを表示してみました。
どうやらうまく動作しているようです。

(順番に0x01、0x03、0x07、0x0F、0x1F、、、とデータを出力しただけです)。


フォントを作成するWindowsプログラムを作りました。
作ったフォントデータはC言語の初期化付きの配列宣言のテキストファイルになります。

これをコンパイルしてSH2に転送、動かしてみました。

PCの画面では綺麗に見えたのですが、128×64の画面で見ると、パッとしません。
PCのLCD画面よりコントラストが低いですからね。フォントのデザインは太くはっきりとしたものに
するのが良さそうです。


フォントをいろいろ作ってみました。

"Multi-Monitor"の文字はプロポーショナルフォント(文字毎に幅が違うフォント)にしてみました。
なかなか綺麗に見えます。

キャラクタタイプのLCDとはぜんぜん違う美しさです。


スピード表示はこんな感じ。
任意の長さの水平線と垂直線を描くルーチンも作りました。
枠があると引き締まります。


一番心配していたのが直射日光がLCDパネルに当たった時の見え具合です。

はっきりよく見えます。

PCのLCDモニタと違って、バックライトの明るさを利用しているのではなくて、
入射光を反射させて見ているので、むしろ周りが明るい方がよく見えます。


いろいろ画面のデザインをしてみました。

128×64ピクセルと、携帯電話の画面よりも解像度が低いので、
LCDモジュールをふたつ使ってダブル画面にすることにしました。

左側:スピード ・ トリップA/B ・ 時刻
右側:タコメータ ・ 気温 ・ 油温 ・ 電圧

まあ、まだ単にLCDに書いているだけなので何でも書けます。
まだまだ完成までほど遠いです。

続く、、、