DR650SEのオイル漏れ (2011年5月21日)

1週間前のツーリングでオイル漏れ発見。
そんなにたくさん漏れてくるわけではないけど、やはり直しておきましょう。

最初はこの前オイル交換した時にオイルフィルタも交換したのでそこのカバーからかな、と
増し締めしました。それから高速道路に入って100kmほど走行。やっぱり漏れてきます。
まあ、何とか家に辿り着きました。

次の日、パーツクリーナでエンジンを綺麗に掃除し、エンジンを吹かし気味にして5分ほど
走ってみました。綿棒であちこちをつついてどこからオイルが漏れているか調べました。
どうもカムチェーンのテンショナの根元から漏れているようです(矢印の部分)。

5月20日にガスケットが届いたので交換します。
見えている部品ですが周りにいっぱい他の部品があるので取ってしまいます。

ガソリンタンクが邪魔ですので外します。
ガソリンタンクを取るにはシートを外さないと。
シートを外すにはサイドカバーを外さないと。
エキパイも邪魔なので外します。
そのためにはマフラーも外さないと。

ということでけっこうたくさん外すモノがありました。


う〜ん、このオイルラインも邪魔だ。


オイルラインを外すと、今度はそこからオイル漏れしたらイヤだったのですが、しょうがありません。
取ってしまいました。
これでやっとこさチェーンテンショナの周りに何も無くなりました。


ネジを2本緩めるとチェーンテンショナはすっぽり抜けてきました。
別に問題ないやん、と思ったのですが、、、


よく見ると、ガスケットに亀裂が入っています。 こりゃ、あかんなぁ。


エンジン内部にゴミが入らないようにウェスを詰めておきます。


ガスケットはエンジン側に固着しています。一生懸命、剥がしていきます。
亀裂の入った所は割と素直にめくれましたが、他は頑固にくっついています。

Wako'sのガスケットリムーバを買いに走りました。これは強力です。
ガスケットがホニャホニャに柔らかくなります。

気温が30℃ぐらいで汗だくになりました。



ようやくガスケットを除去してオイルストーンで表面をならしておきました。
この後、脱脂して新品のガスケットを付けて元に戻しました。
ガスケットの両面に液状ガスケットを少量塗っておきました。

さて、オイル漏れは直るかな。
液状ガスケットの乾燥には1日ぐらいかかるみたいですので今日はここまで。

しばらく様子を見ます。


このリムーバ、本当に強力です。 塗装も溶かします。

翌日、10kmほどエンジンを回し気味に走ってみましたが一応オイル漏れは止まっているようです。

その後、400kmほど走行しましたが、オイル漏れは治ったみたいです(2011年8月29日 追記)。
その後、1万5千km、7年以上経過しましたが、オイル漏れはありません(2018年6月23日 追記)。