DR650SE チェーン・スプロケットの交換  (2024年2月2日)

寒くなってチェーングリスが硬くなっているせいか
ちゃんと清掃・給脂していてもガラガラと音がします。
今年は暖冬で、2月でも何とか外で作業できそうなので
もう何年も前から調達してあるチェーン・スプロケに交換しました。

前回は2012年の12月に交換しています。11年前ですね。

たぶん走行24,500kmぐらいで交換しています。
現在は48,360kmですので約2万4千km使っていて
シールチェーンの寿命としてはまあ、こんなもんでしょう。


後ろのスプロケは後輪のハブに直接付いているわけではありません。


このスプロケットホルダー(?)にスプロケは付いています。
なのでホイールを2セット持っていますが、交換するスプロケはひとつです。
たぶんとても固く締まっているので(緩み止め付きのナットでもあるし)
電動インパクトレンチでバリバリと取ってしまいます。


簡単に6個のネジは取れました。

スプロケホルダー(?)は小さくて丸っこいのでホールドし辛く、ナットに
トルクをかけ難いです。

車体に取り付けたまま緩めようかと思いましたが、工具が入りません。
インパクトレンチを持っていて良かったです。


ネジとナットは新品にします。


チェーンのピンのかしめをグラインダーで削って、、、


かし丸君」でピンを外してチェーンの分離完了。


で、新品チェーン。
"O"リングでなくて"X"リング(断面の形状)。
フリクションロスが少ないそうです。


新しいチェーンのピンを「かし丸君」でかしめました。
かし丸君」はけっこう高価で、これでやっと3回めの作業をしました。
まだ元が取れていないような、、、 (近々、DR-Z400Sのチェーン交換します)。


エンジン側のスプロケ交換。
あまり尖っていませんね。
でもやや削れて形がいびつなような。
JT Sprockets社のJTF438-15です。
型番は前回と同じですが、色が黒から銀色に変わりました。


ピカピカ。
スプロケを取り付ける金具やネジも新品にしました。


後ろのスプロケは黒くなりました。

JT Sprockets社のJTR822-42です。
型番は前回と同じですが、前は銀色でした。
銀色か黒色か、テキトーに製造しているのでしょうか。
まあ、あんまり気になりませんが、、、

今まで43tでしたが今回は42tにしてみました。
吸・排気系のチューンアップで低速トルクが増大しましたので
ややハイギアードにしました。


お尻を乗せてもOK。
コンクリートは冷たいし硬いですからね。
今回作業するにあたって買いました。
1000円ちょっとのものですが、なかなか良いです。