DR650 タイヤ交換 悪戦苦闘 (2008/5〜2008/6)

DR650オーナー友の会(DOT-N) の掲示板にて中古の前後ホイールを手に入れました。

私はミシュランT63が大好きなのですが、オフロード寄りのタイヤのため、
 ・ロードノイズが大きい
 ・舗装路ではグリップ力が弱い
 ・舗装路でT63を摩耗させるのはもったいない

という理由でスペアホイールを手に入れ、これにオンロード寄りのタイヤを装着し
オフロードを走らない時に使おうと考えました。

オンロード寄りのタイヤはミシュランSIRACが、価格・耐久性で優れているようですので
これに決めました。

まずリアタイヤから。
中古ホイールにはTKC80が装着されていました(5月18日)。
もちろん、左がTKC80、右がSIRACです。



すんなりSIRACに交換できました。


今度はフロントタイヤを交換します。
フロントリムは変形してましたのでリムとスポークは新品に交換してあります。→【こちら】
(6月21日)



チューブがツチノコ状態に。
こんなんでいいのか?
不安なので、新品チューブに換えておきました。

このミシュランSIRACのフロントタイヤ、ビードがすっごく上がりにくいです。

普通、フロントタイヤは、3〜4kgf/cm2 ほど空気を入れると、ビードが上がります。
このタイヤは、6kgf/cm2入れないと、ビードが上がりません。
しかし、ビードが上がった後、空気圧を通常の2kgf/cm2にすると、
ビードが再び落ちます。

何度も空気を抜いて、ビードを落とし、ビードクリームをたっぷり塗り直したりしましたが、
状況は全く変わりません。6月21/22日(土/日)の2日間やりました。

どうしようもなくなって、日曜日の夕方、バイク屋に持って行きました。
タイヤチェンジャーで脱着し直してもらったのですが、やはり状況は
変わりませんでした。

もうやることがないので、6kgf/cm2でビードを上げたまま、空気圧を落とさず
そのまま、次の土曜(6月28日)まで6日間放置しました。
そして空気圧を通常の2kgf/cm2に下げてみると、ようやくビードが上がったままに
なりました。

DOT-Nの掲示板でも同じ現象に遭われた方がお2人おられました。
ビードの内径が小さいのか、、、

20歳の時から30年近く、パンク修理やタイヤ交換を30回以上したことがあります。
こんなことは初めてです。ビードが上がりにくいのは太いリアタイヤで
手押しポンプしか持っていない頃は苦労しましたが、、、
フロントタイヤでこんなに頑固とは

同じミシュランのT63を、このリムで2回交換しましたが2回ともうまくいきました。
タイヤサイズは90/90-21とSIRACもT63も同じですし、純正(ブリジストン TW41)も
このサイズです。

ミシュランにメールで問い合わせましたが、「文章ではわかりかねる。販売店に相談してね」
とのことでした。6日間の放置で、ビードが上がらなかったらクレーム返品しようと思って
いました。

なおこのタイヤは、販売店(RSタイチ京都店)の在庫にはなく、新たに注文したものです。
販売店に長期に在庫されたものではありません。

何とか、ビードが上がったので車体に取り付けます。
これはT63との比較。
見るからに舗装路ではSIRACの方が良さそうですね。


丸く収まりました。

汗だくになりようやく作業完了できました。
次回、フロントタイヤはミシュランSIRAC以外にしようと思います。もうこりごりです。