DR-Z400Sの予備ホイール  (2014年4月4日・4月11日)

予備ホイールをヤフオクにて落札しました。
落札したのはホイールだけで、ブレーキディスクやスプロケは付いておらず
別途用意しなければなりません。


これはリアのスプロケットマウントです。
DR-Z400Sは、DR-Z400SMが発売された時に、スプロケットはホイールのハブに
直付けではなく、スプロケットマウントとダンパーゴムを介してホイールに取り付ける
ように改変されました。エンジンのトルク変動をゴムのダンパーで吸収するのが
目的でしょう。DR650SEも同じ構造になっています。

私のDR-Z400Sは初期型なので、このマウントは付いていません(ホイールのハブに
直付けされている)ので新たに純正部品を買いました。
新品のマウントにはベアリングが付いていませんから、ベアリングを圧入します。
ベアリングはSUZUKI純正ではなく、NTNの汎用品(型番:6205LLUC3)にしました。
純正品の1/3の価格です。モノタロウで買いました。



 
なんか、ちょろちょろと邪魔するヤツがいるな〜



箱に入って、おとなしくしていてね。



ベアリングはこういう工具で叩き込むようですが、、、



叩き込むのは野蛮なので、寸切りのネジを使って両方からはさみ込んで圧入することにしました。



無事、圧入完了。
さらにこの上にオイルシールをはめます。
あらかじめ、ベアリングは冷凍庫で1時間冷やしておき、マウント本体はヘアドライヤで暖めておきました。
難なくナットを締め込むことで挿入することができました。



ちゃんとできたかにゃ? とねこに検査されてしまいました。
ちゃんとできてるし〜。



 
次にマウントにスプロケットを取り付けます。
このスプロケットは純正ではなくJT Sprockets社製です。
DR650SEもこのスプロケットにしています→ここ
純正は8000円以上しますが、JT Sprockets社のものは$25程度です。
1$=\100として1/3以下ですね。まあ、USAからの送料がかかるのですけどね。
それでも格安です。"JTR822-41"という型番です。

ところでこのマウント、DR650SEと同じ部品なのです。
つまりベアリングやオイルシール、スプロケットもDR650SEとDR-Z400は共通なんです
DR650を520チェーンにコンバートした場合)。

歯数は純正43Tから41Tと、5%弱ハイギアードにしました。
純正だと、5速で時速50kmで走れてしまい、すぐに吹けきってしまう感じです。
ホントは40Tか39Tでもいいぐらいかと思います(特に舗装路では)。

なお、USAのDR-Z400Sのスプロケットは、全年式でホイールハブに直付けタイプ
なのでUSAのショップでスプロケットを買う時は注意が必要です。DR-Z400用を買うと
もれなく直付けタイプになります。
直付けタイプ用とマウント経由タイプ用は互換性がありません



リアホイールにブレーキディスクを取り付けます。
これはヤフオクで手に入れた新品です。
"Arashi"というメーカー名です。ヘルメットメーカーの"Arai"のパクリ? made in China です。
まあ、リアブレーキはあまり使わないのでこれでいいでしょう。
デザインはちょっと凝っています。

本日はここまで。



 
 
【2014年4月11日】
さて、天気もいいので、ホイールに新しいタイヤを組み付けます。
銘柄はDR-Zを買った時に付いていたのと同じ銘柄のブリジストンの
BW-201/202にしました。通勤快速として使うので思いっきりロード寄りです。
ただ、今回はサイズを変えました。

前: 80/100-21(純正) → 2.75-21(買った時に付いていた)  → 3.00-21(今回)
後: 120/90-18(純正) → 120/80-18(買った時に付いていた) → 4.60-18(今回)

今回の方がより純正に近いサイズと思います。
特に後ろの120/80-18は適合リム幅が2.50〜3.00インチと、ホイールのリム幅2.15インチに
適合していません。4.60-18は適合リム幅2.15〜2.50インチなのでホイールに適合します。
前のオーナーがわざわざ120/80-18にしたのはなぜなのか疑問です(何となく?)。



前から欲しいと思っていた、エアバルブプラーを買いました。
すごく楽にエアバルブをリムに通すことができます。
高いものでもないのに(千円ぐらい)、今まで買わなかったのはアホでした。



これは前のタイヤの新旧比較です。もちろん右が古い方。
まだ山はあるように見えますが、、、



サイドウォールがヒビ割れています。
2006年製みたいですね。
今、2014年だから8年前に製造されたタイヤ、ということですね。


拡大したところ。これは酷い。
この状態で2月(2ヶ月前)の車検を通したのですね>レッドバロン



こちらは後ろのタイヤの新旧比較です。
右が古い方です。
後ろのタイヤは一目で摩耗しているのがわかります。



古い方のタイヤです。
"1506"の表示はたぶん2006年の第15週という意味でしょう。
前輪と同じく8年前に製造されたタイヤです。

新しいタイヤは、2013年の第36週(前)、2014年第8週(後)となっていました。



リアのハブにゴムダンパーを取り付けます。
ここにスプロケットを取り付けたマウントを差し込みます。



フロントホイールは年式によらず同じものですのでタイヤを装着後、
ヤフオクで中古を入手したブレーキディスクをネジ止めして完成です。



後ろはこんな感じ。
これで安心してコーナーリングできます。



堂々、完成です。 かっちょいい!

ロード寄りのタイヤなのでホイールにはめる時に堅くて大変かな、と思ってましたが、
そんなことはなく、他のシラックやらT63などと同じ程度の堅さでした。
今回のホイールにはビードストッパが付いていました。ホイールバランスが崩れ、
高速走行時にハンドルがブレないか心配でしたが、大丈夫なようでした。
もうひうとつのホイールやDR650のホイールにもビードストッパを付けてやろうと
思いました。

DR-Z400のもう一方のホイールにも付けました。

その後、DR650にも付けました。

さらにその後、もう一方のDR650のホイールにも付けました。

これで全部のホイールにビードストッパーを取り付け完了しました。