DR650SEに新型ヘッドライトリレー(FET Ry)を取り付ける  (2020年8月16日)

FET Ry mark4を作りました。

【mark1】 ここをクリック
 Power MOS FETのゲート回路にC・Rを入れただけのもの。
 XLR125Rに付けました。
 →C・Rの時定数で、High/Lowの切替時に一瞬ブラックアウトする。

【mark2】 ここをクリック
 マイコン搭載。
 バッテリー電源のノイズ検知してON/OFFする。
 DR650に付けました。
 →セルモータを回しただけでONしてしまう。

【mark3】 ここをクリック
 H/L入力の変化でON。
 DR-Z400に付けました。
 DR-ZはセルモータをONすると、ヘッドライトが消灯するシクミに
 なっているので、この変化で点灯。
 DR-Zではいいが、他の車体では使えない。

【mark4】 ←これが今回作ったもの。
 タコメータからの指令によりON。動作的にこれが一番確実。
 単気筒エンジンのアイドリング回転数は1500rpm程度で、
 セルモータで回転している時は300~400rpmですので
 1200rpm以上になった時にタコメータ基板からON指令が出るようにしました。

 一度ONすれば、その後は仮にエンストしてもずっとONのままです。
 これは夜間にエンストした時にヘッドライトがOFFすると危険だからです。


大きさは 40mm☓34mm です。
裏と表に部品を実装します。
基板はEleCrowに発注しました。5枚で$5。


FET Ryの動作チェックをしました。


ISP端子にはコネクタを使わずに、、、


このように手で押さえつけてプログラムを書き込みます。
6本の金色の足はスプリングで伸縮するものです。


Power MOS FETのゲートの波形です。
時間軸は一目盛50msです。

正常に動作しています。
 ・ONする時、ゲート電圧が閾値付近でゆっくり変化して
  ON時の突入電流のピークを低くしています。

 ・Low Beamが完全にONしてからHigh BeamがOFFしていますので
  H/L切り替え時のブラックアウトはありません。


うまく動いているようなので、H4バルブ用のコネクタを付けて配線します。
来週の土・日にやります。
 ↓
なんと2年近く放置してました。
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