DR650SE キャブレター不調(キャブその1)  (2020年5月1日)

・アイドリングしなくなりました。
・アクセルを吹かして戻した時に、エンジン回転の落ちが非常に遅くなりました。

上記から燃調が薄くなっていると予想しました。
2次エア吸い込みでしょうか。


DR650SEは単気筒エンジンですが、点火プラグは2本付いています。
点火プラグの焼けは普通な感じです。
いや、いつもは「やや燻り」気味なので、いつもよりは焼けている感じでしょうか。

2018年9月に交換した時の写真↓


キャブの上流/下流部分にパーツククリーナを吹きかけてみました。
上流側に吹きかけた時に回転が上昇しました。

バラす前は下流側(インテークマニホールド)にひび割れが見えたので
てっきりこちらだと思って部品を注文したのでした。
上流側は部品を注文してなかったので、今日(5月1日)はここまで。

まあ、上流側も下流側もこの際、新品にします。
このバイクを買ってまもなく14年です。樹脂類の劣化は避けられません。

それにしても汚いキャブですね。キャブを外すので掃除してセッティングもしましょう。


さて、この前の続きです(5月17日)
キャブの入り口側、出口側のゴムチューブを交換します。


まず、インテーク・マニホールドを外します。
赤丸内のネジ(反対側にもう1個あります)を外せばいいのですが、
固着してそうです。
フレーム(写真の右端)が邪魔でショックドライバーは使えません。


こいつでやってみます。


こんな感じで、失敗せずに緩められました
(写真ではちょっとドライバーが傾いていますが、これはカメラを 右手で持って
撮影しているからで、緩める時は思いっきり ドライバーをネジに押し付けながら
回転させました)。

最悪、インマニを破壊しようとリューターやビットを用意してましたが不要でした。


インマニが取れたところ。若干サビてました。


ガムテープを貼って、こすりました。


サビは何なく落とせました。
この後、パーツクリーナとウェスで磨きました。


今日、交換した部品。
キャブの入り口側(エアクリーナとのジョイントパイプ)はバンドで締めてあるだけなので
簡単に取れます。

しか〜し、症状は改善されません。
やはり、アクセルを戻した時の回転の下がりが遅いです。
2stエンジンか、という乗り心地(エンブレが効かない)。

外したチューブにひび割れは見受けられませんでした。
でもイン側チューブ(キャブとエアクリボックスの間のチューブ)にパーツクリーナを吹くと、
アイドリング回転が上昇します。

え〜、なんで?

チューブが外れかけているということはなく、キャブとエアクリーナボックスに
ちゃんとはめてあります。バンドも両方ともしっかり締め付けました。

しかし全く改善されていません。
エアクリーナボックスにパーツクリーナを吹きかけてもアイドリング回転は
上昇しません。
回転が上昇するのは、キャブと入口側のチューブの境目辺りに吹きかけた場合です。
バイクの進行方向左側からだけでなく右側から吹きかけても同じです。
キャブ本体に問題がある? もしくはやっぱりキャブとチューブの接合部分?

また考えます、、、


とりあえずキャブの中を見てみることに(2020年5月24日)。
パイロットスクリューの調整をしたいので、パイロットスクリューを覆っているハメ殺しを
壊します。すぐに破壊できるようにハメ殺しの中心にはポンチ穴のようなものが開いています。


ハメ殺しにφ3の穴を開けて、テキトーな木ネジをぶっ込みます。


ぶっ込んだ木ネジをプライヤで引っ張って、ハメ殺しを引っこ抜きます。
乱暴な方法ですが、サービスマニュアルに記載してある手順なのです。
ハメ殺しの下にパイロットスクリューがあります。


キャブの上蓋は素直に取れましたが、底のネジは2本のうちの1本をナメてしまいました。
ラスペネ(WAKO'Sの浸透潤滑剤)を吹いてショックドライバでゴンゴン叩いたのですがダメでした。
まあ、想定内です。
ネジの頭に穴を開けて、エキストラクタを使って緩めます。


かなり堅く、思いっきり力を入れて回したら、ものすごい大きな「カッキーン」という音がしたので、
エキストラクタを折ってしまったかと思ったのですが、そうではなく、ネジが緩む音でした。
良かった〜
ネジはサビているということはなかったです。

プラスネジはやっぱりアカンでしょう。全て六角穴付きボルトに交換しました。

ちなみにUSAのDR650SE用の社外パーツ屋にこんな記述があります。
"The originals are usually installed unbelievably tight from the factory. "
オリジナルのネジは通常、工場で信じらないぐらいきつく締められています
ここをクリック

上記URLのネジは買わず(ただの六角穴付きボルトですので)、
上蓋用には3点セムス、底用にはSW付きセムスネジを日本国内で買いました。

内部を掃除して、コネクティングチューブにシリコングリスを塗って組み付けたところ
二次エアの吸い込みは無くなりました。しかしやはり薄い感じがします。
スロウ経路にゴミが詰まっているのかもしれないのでエアを吹いてみます。

次回(来週)はこのあたりのセッティングをします。 →【続きはこちら】