DR650SE キャブレター調整 (キャブその3) (2020年6月6日)


さて先週は
 ・ジェットニードルをセッティングキットの中で一番濃いもの("RR")、
 ・メインジェットを#140から#148
に交換しました。

なかなかいい感じになったので1週間ほど通勤に使ってみました
(走行距離=110km)。


点火プラグはノーマルのまま熱価=10番のままにしておきましたが
予想通り、くすぶっています。
熱価=9番に交換しました。

元々、くすぶり気味でしたので、セッティングを濃い方向に調整したのですから
当たり前ですね。


先週、ジェットニードルを"RR"にしました。
概ね良い感じですが、通常走行中からアクセルを大きめに開けた時に
わずかにボコつく感じがしました。さすがに濃すぎるようです。
R”に交換してみます。


アクセルが少しでも開いていれば、全開まで非常にいい感じです。
しかし、アクセル全閉(アイドリング)時に安定しません。
原因がわかりません。
とりあえずバラして、スロー系の通路を重点的にキャブクリーナを吹きました。

以上、イジった後に試乗してみました。
やはりアクセル全閉時が良くありません。
通常走行していて、信号機が赤になって停止するとストンとエンジンが止まります。
エンジン停止後、セルモータですぐに始動できます(エンジンがかかりにくい、ということはない)。
しばらくアクセルをわずかに開けてアイドリングさせていると、やがてアクセルから手を離しても
安定にアイドリングします。アイドリング回転が低いわけではありません。

明日はパイロットジェットを交換してみます。


ここから2020年6月7日
パイロットジェットを交換してみます。 #42.5 → #45
パイロットジェットの穴は非常に細い(0.2mmぐらい?)ですが
詰まっているようには見えませんでした。
パイロットジェット・パイロットスクリューを外し、穴からパーツクリーナーを
吹きまくりました。吹くと、別の穴から噴出しますので、経路が詰まって
いるということはないはず。


キャブ調整キットに入っているOリングを交換しておきました。
余らせておいてもしょうがないので。
新しいOリングはやはり弾力があり、押し込む時に入れづらいです。
薄くシリコングリスを塗って入れました。

1時間かからずできました。

試乗。
う〜ん、だいぶマシ。止まりにくくなりました。
でも完全ではありません。
飛ばし気味(回転を上げ気味)で走行後、停止、ニュートラルに入れ、
アクセルを全閉するとストンと止まります。
10秒ぐらい、ほんの少しアクセルを開けてアイドリングさせると、
その後、アクセルを全閉してもアイドリングします。

パイロットスクリュー、アイドリングストップスクリューをいじり
何とかマシな状態にしました。昨日が100点満点で30点、
今日は60点というところです。


【別件 キャブの着脱中に気付きました】
オイル漏れしているかも。
クランクケースの上部、上向きですので少々の試乗ではオイル漏れ
していませんでした。キレイにしておいて様子をみます。漏れているのは
別の場所かもしれません。


ここから2020年6月8日
60kmほど走ってプラグを外しました。
9番のプラグが真っ黒です。
8番に交換しました。

これで様子をみてみます。
単純にカブっていて、アクセル全閉時にエンストするだけなのかもしれません。


ここから2020年6月15日
熱価=8番のプラグで約50km走ってみました。
熱価=9番の時よりはマシですが、まだくすぶっています。
エンストする頻度はいくらか減ったようです。


エアクリのシュノーケル(空気導入パイプ)を外してみます。
空気の吸入量が増えるので混合気は薄くなり、プラグは焼けるようになるはずです。
シュノーケルは見えてる部分よりエアクリボックスに差し込まれている部分の方が長く
かなりの吸入抵抗になっているようです。

その1 その2 その3
このページ
その4 その5 その6 その7 マフラー交換 まとめ